台風19号が過ぎてから・・・
10月12日から13日にかけて、台風19号が日本を襲いました。
台風15号の爪痕も癒える間もなくおこった災害でした。
両台風で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々とご家族様には、心より哀悼の祈りをいたします。
福島県内は様々なところで河川の氾濫による水害が多くあり、どこから手を付けてよいのか、という状況が続いています。
ホームセンターでは、デッキブラシ、水用タンク、角型スコップ等、必要な資材はほぼ売り切れ状態でした。
当法人の理事のご両親が被災されたため、必要な荷物を持ち、軽トラに満載して向かいました。
その地区だけでも、ものすごい量の被災荷物があり、また、水によって運ばれた多くの汚泥が所狭しと積み上げられていました。
ここでは、水が地表から約1.7mまで来ていました。理事のご両親は二階に上がり、何とか水が引くまで過ごされたそうです。しかし、平屋住まいの方で逃げられなかった高齢者もおられた、と言われていました。
片づけをしながら、若い人たちがたくさん働いていたのはうれしいことでした。
近くの高校生たちが、2,3人の組になって被災家庭を回って、手伝いをしてくれていました。
また、大学生ぐらいの方々が、軽トラを乗り回し、荷物を置き場に何度も往復して運んでいました。
大変な状況は広がっているのですが、彼らが進んで、笑顔で働いている姿は、とても勇気を与えられました。
近所の人同士が声を掛け合って、車で荷物を運ぶ人は、途中で歩きながら荷物を運んでいる人に声をかけて、荷物を運んでいました。
これから、まだまだ復興には時間がかかります。本当に大変だと思うし、とにかく疲れると思います。
それぞれの力は小さく、弱いですが、助け合いながら、それぞれができることをする。そんな連携が求められていると思います。
わたしたちも、できることを少しずつしかできませんが、それでもかかわりを持っていきたいと思います。