家族の苦労
昨日から寒さが強くなり、朝は雲の切れ間から雪化粧をした吾妻連峰が見えました。
やっぱり冬はこうでなくっちゃ、と思うのですが、送迎に行くと風が強くて寒さが強烈でした。
さて、今日はAさんが「家族の苦労」を語ってくれました。
今、Aさんの家には娘さんが帰ってきています。しかし、娘さんとAさんは「仲が良くない」のです。
昔メールで伝えた一言がきっかけで、今もその関係を引きずっているのです。時が過ぎればすぎるほど、「仲が良くない」状態はさらに良くない様子です。
Aさんは、「何とか仲良くしたい。お金にルーズな自分も娘にはよく思われていない。」と言います。
「メールで伝えるよりも、今は自分の言葉で直接話をした方が、相手にしっかり本当のことを伝えられる」とも言います。
皆さんに家族と仲が良いかどうか、聞いてみました。
仲が良い人、あまりよくない人、家族がいない人、いろいろ意見がありました。
しかし皆さん、「他人とうまく話をしたりするのは難しい、特に家族は難しいことがある」という声も聞かれました。
皆さん、しっかり苦労をされています。そして、Aさんは苦労を隠さずに、しっかり皆さんの前で発言されました。
わたしたちは、生きているとどうしても人と関わらなければなりません。家族は特に近い存在として、しかし時には仲良くするのが難しかったり、助けてもらったり、助けたりする関係では一番影響を受ける人たちです。
だからこそ、難しくて、でも大切な関係です。
でも、家族に言えない苦労を、こうしてみんなで話し合いながら、自分の苦労を話しながら、それを一緒に共有してもらいながら、わたしたちは大切なかかわりあい、助け合いができているような気がします。
もちろん、きれいごとで済まない事ですが、でも、それでも私たちは大切な一人一人として、今日もここで話し合いをしています。